RawTherapee 新ビルド(4.2.26) 進化するノイズリダクション

RawTherapeeのノイズリダクションの性能が大きく向上したのは、バージョンが3から4に上がった時らしいが、(小生が使い始めたのは1年半ほど前なので、Ver3を使ったことがない)。以来、RawTherapeeのノイズリダクションは評判が良くなったようだ。今では大手市販ソフトより優れているという意見もネットで散見される。

最近では、輝度のレベルに合わせてノイズリダクションの効果を変えるカーブや、画像を滑らかにする(且つ、ファイルサイズを節約する効果もある)メディアンフィルターなるものが追加されていた。こうまでして、RawTherapeeがこの機能の向上に努めているのは、それなりのニーズがあるからなのだろう。最近のカメラは高感度による撮影が飛躍的に向上しているので、撮影の利便性は高くなったが、やはり高感度で撮影すれば、それなりにノイズ増えるので、性能の良いノイズリダクションは必要なのだろう。小生の超中古カメラなどは、ISOの設定が1600までしかないし、400を超えるともうノイズが目立って来るので、ノイズリダクションは重宝している。自分の写真にそこまで繊細な補正が必要かどうかの話は別にして、綺麗にノイズを除去できると思う(意図的にザラツキ感を残す場合を除き)。

そして、今回またノイズリダクションの機能が進化した(最新ビルド 4.2.26)。色ノイズ低減に機能が追加されている(カーブ及び方式)。RawTherapeeの最近の傾向として、機能は追加されるが、その詳しい説明が置き去りにされるので、使い方と効果の程などは取り敢えずトライ&エラーから習得するしかない。しかし、微力ながらGUIの日本語訳をお手伝いしている以上、2,3ヒントを報告させて頂く:

1) ノイズ低減機能のパネルで、色ノイズの方式を選ぶドロップボックスの下に、“プレビューのノイズ 中間=、多い=”となっているが、これはプレビュー画像を100%表示にするか、或いは一部拡大のウィンドウを開かないと数値が表示されない。縮小された普通のプレビュー画面のままでは表示されない。最新ビルドがダウンロードページにアップされる前にGUIを訳しているので、こんな日本語訳にしてしまったが、ここを含めて次回のビルドで日本語を訂正、(英語はPrepiew noise:Mean=、High=)、恐らく意味は、100%表示された場合、或いは一部拡大ウィンドウが開いている部分の色度に応じた色ノイズのレベルを表示するものではないか?中間的(Mean)色度の色ノイズのレベルと色度の高い部分(High)の色ノイズレベルを表しているのかもしれない。 11月22日のビルド4.2.30で修正済み ポップアップするヒントにも書かれているが、この数字が100以上だと色ノイズが多いことになる。多ければ、これを参考に下の色度の強さに応じたカーブを調整して色ノイズを減らすのだ。

2) 今回のノイズ低減機能は、環境設定パネルの“パフォーマンス&クオリティ”タブに調整項目が追加されている。例えば、画像を多分割して、色ノイズを自動で調整する機能が追加されている。但し、それを使うためには、この環境設定で“ツールのモード”を引き上げないとならない(要再起動)。しかし、個人的印象では、機能レベルを上げても、驚くほどの変化は認められなかったので、普通はデフォルト設定のままでかまわないのではないか(少なくとも小生のような素人には)。
画像







3) 参考までにノイズ低減の比較をスクリーンショット(左の一部拡大ウィンドウ200%は、上が空、下がツリーの部分):上からノイズ低減無効、ノイズ低減有効、環境設定で機能レベルを上げたノイズ低減。2番目と3番目は違いが殆どない(参考例が悪かったかも)
画像
画像
画像






































この他、今回のビルドでは、カラーマネジメントにもオプションが追加されている。訳は入力ファイルのYb輝度としたが、撮影時のYb輝度とするべきだったかもしれない。気になる方は、マニュアルの「CIE色の見えモデル」の「データの扱い」の項を参照して頂きたいが、CIE色の見えモデルで画像調整をしない人には関係ない話である。

最後に、以前から気になっていたので、ホワイトバランスの“色合い”(スライダーの名称)を“色偏差”に直した。






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック