RawTherapee:カラートーン調整、ノイズ低減、デモザイクetc

ダウンロードページに新しい4.1.38ビルド(Window Vista/7/8 64ビット版)のリンクが張られていて、本タイトル通り、新しい機能が追加されたり、選択肢が増えたりしていた。バージョンが4.0から4.1に上がった時より豪勢である。何でこれを4.1にしなかったのだろう?(とは言え、バージョンの数字のどの部分を、どういう決まりで上げるのか、小生は知らないが)

結構盛り沢山である。
1. ディテールタブ(シャープ化が入っている場所)の「ノイズ低減」に新しい方式、メディアン法、が追加された。目的はノイズリダクションで、より完璧にノイズを取り去りたい人もいれば、フィルム調のザラつき感を残したい人もいるので、そのニーズに応えたようとしたものらしい。2つのドロップボックスと1つのスライダーが追加されている。初めのドロップボックスはメディアン法を適用する色空間(輝度のみ、Lab、RGB)、2つ目は、適用するマトリクスと強さの選択、大きくなるほどノイズ低減効果が強くなるようだ。スライダーは適用回数で、ヒントには「通常は、小さいマトリクスで繰り返しをする方が、大きなマトリクスを1回使うより効果が良い」そうだ。

2. カラータブ(ホワイトバランスが入っている場所)にカラートーン調整(Color Toning)が新規に組み込まれた。小生はRawTherapeeしか知らないので、初めて使う機能だが、少なくともPhotoshopを使ったことのある人なら、慣れているのではないだろうか。5つの方式を選べるドロップボックスと各方式に使うカーブの選択、4つのクロマ(彩度、或いは色度)の不透明度を選ぶドロップボックス、彩度の自動・手動調整が付いている。ネット検索で他のソフトの同一機能の説明から、この機能の趣旨は何となく理解したつもりだが、必ずしも他のソフトと調整方法が同じではないと思うので、使ってみるしかない。それにしても、色に関する調整機能は多いので、混乱しそうだ。他のソフトでも同じような状況なのかもしれないが、機能を提供する側は、「こんな事が出来ます、更に、こんな事も。。。」と説明してくれるが、困るのは、「この状況であればこの機能を使うのがベスト」といった説明が乏しいことである(フォーラムの参加者にも同じ悩みを持つ人がいる)。

3. RAWタブにもベイヤー配列とは異なる撮像センサー(X-Trans)に応じたアルゴが追加されいる(多分、フジのカメラに対応したのだろう。また、フラットフィールドにクリップコントロールという機能が追加された。

尚、ユーザーインターフェイス上のこれらの表記はまだ英語のままである。最新バージョン(4.1.49)をダウンロードすれば、日本語になっています。次回のアップデート版までには日本語になっているようにするつもりだが、今回機能が追加されただけで、それらの説明が非常に限られているため、当初の日本語表示が適切でない可能性もある(今のところUIの日本語化に参加しているのは自分だけなので)。例えば、カラートーン調整に関わる表現は、もう少し説明がないと、正確性に欠けるかもしれない。しかし、RawPediaに機能説明が追加されるのはまだ先の話だろう。よって日本語マニュアルがこれらをカバー出来るようになるのも何時になるか分らない。

また、今のプログラムのアルゴを主に作っている方はフランス人の方のようだが、最近カラーマネジメントのセクションでかなり多くの説明を加えているが、なんせ仏語で書かれているので手が出せない(ただ、内容的にはかなり技術的なことのようなので、小生の様な素人にはあまり関係なさそうだが)。

日本語マニュアルのお手伝いを始めた時は100ページ程度だったが、あれから50ページ増えている。200ページになる日もそう遠くないかもしれない。

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