RawTherapee ディテールレベルのコントラスト

 2月11日にバージョンが4.0.12.44にアップされて以来、Windowsバージョンは2回アップデートされ、4.0.12.60になった。今回、ディテールタブにある「ディテールレベルのコントラスト」という機能の中に、肌色の部分だけに特化した機能が加わっている。小生は人物写真を殆ど撮らないので、あまり気にしなかったが、ポートレートなどを中心に撮る人にとっては非常に有力な機能ではないだろうか。

 たまたま、姪っ子を撮った写真があったので使ってみたが、前に現像した時に比べ、子供の独特なつやつやした肌の感じが上手く表現され自分でも驚いた。勝手に姪っ子の画像をアップするわけにも行かないので、気になる方はRawPedia→Detail Tab→Contrast by Detail Levels(或いは日本語マニュアルの80ページ)の参考画像を見てもらいたい。

 基本的なワークフロー(肌をターゲットにした場合)は、1,2のスライダーを1.4、3,4のスライダーを0.4、5のスライダーを1.2に設定して、調整をスタートさせ、好みに合わせて微調整を加えると説明されている。しきい値はデフォルト(0.2)のままで初めは良いようだ。その後のスライダー「肌色トーン 目標/保護」は、設定値を‐100にすると、肌色部分のコントラストだけを調整し、+100にするとコントラスト調整が肌色には働かないようになる(つまり保護)。デフォルトの0は、画像の全ての色調でコントラスト調整が働くが(つまり人物写真ではない場合)、肌色のコントラストを目標にする場合は‐75から始める。その下にある、RawTherapee独特の調整カーブ(カーブというよりスライダーに見えるが)は、調整する肌色の範囲を示している。この追加機能は人物の口元辺りを拡大した画像を見ながら調整を施すと違いが分かり易い。

 最後にユーザーインターフェイスの補足。バージョン4.0.12.60から、一部表記が変更されている。Lab調整の2つ目のチェックボックスのタイトルが「レッドと肌色トーンに対するLCの制限」が「LCの適用をレッドと肌色トーンだけに制限」と変わった。これは前のタイトルが逆の意味だったから。今回修正された。また、カラータブの「自然な彩度」で使われていた‘中間色’は‘明清色’(純色+白、彩度が純色より下がる)に変わった。中間色は色の分類では純色+灰色なので少々異なるからである。加えて、Lab調整の色を調整するカーブ(CCとLC)のパラメトリックで使われる4つの色スライダーの名称も純色以外は、それぞれ明清色、暗清色(純色+黒)、中間色(純色+灰色)に変わった。

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